秋の愉しみ、栗仕事。

昨年は、毎年作っていた栗の渋皮煮を作らなかったので
今年は、、、と8月末から目論んでいたところ。

酷暑のせいで、今年の栗はダメそうだ、、、
なんて評判を聞いて、もうドキドキ、、

母が地元の直売所で、大きな栗を買って送ってくれたのだけど
これがまた、そこまで美味しくない、、
えーー、、、安くないのに。。

とショックを受けて、ネットで小布施の栗を1kg購入。
高い、、でも美味しい栗が食べたい。

8月の末に注文しておいた、熊本の栗が2kg。

ちょっと仕込むの大変そうだけど
まぁ、なんとかなるでしょうと。

注文したのはかなり日にちが違うのに、
ほぼ同時に届いて、少し目眩。笑。

日曜日の夜から、月曜日と2日かけて今年の栗仕事を終わらせました。

今年初めて仕込んだのは、栗巾着(?)
母に、そこまで美味しい栗じゃなくても大丈夫と言われて。笑。
材料は、シンプルに栗と砂糖のみ。


贅沢な感じです。
晒しで、可愛く結んで。


これは、冷凍してゆっくり食べる用の栗菓子です〜
本命は、栗の渋皮煮。
鬼皮を剥いて、何度も茹でこぼし、
綺麗に磨いて、煮込んでいきます。

手がかかるけれど、出来上がりのおいしさは格別なのです。


子供の頃から大好きな渋皮煮。
秋の夜長に虫の音を聞きながら栗を剥くのも悪くないです。

今年の栗は、渋皮が少し厚く、口に残る。。
こんなの初めてだなぁと、20年以上煮てきて思うところ。
(恐ろしい)

それでも、やっぱり美味しい。
今年初めて使った、長野県小布施の栗はやはり格別で
来年も買ってみようと思ったところ。
独特の風味があります。

熊本産利平栗は甘く、ほっこり。
やはり渋皮は厚く、小布施より硬かったかな。。
数年前は思わなかったので、やはり夏のせいかなぁ。

ここから、秋刀魚も美味しくなるかしらと
食いしん坊の血が騒ぎます。