サラ・ベルナール は、1844年パリに生まれ
フランスの、ベル・エポックとよばれた時代を代表する舞台女優で
あのジャン・コクトーは、彼女のことを「聖なる怪物」と呼んだ。
あまり、彼女のことは知らないのだけど
彼女の言葉に魅せられた。
「どんな美しい女も年にはかなわない。
だからといって年齢通りに老ける必要はない。
女は自分で考えて決めた分だけ年をとればいい」
若くありたいと願う日本人女性とは違い
フランス人の女性たちは、歳を重ねていくことに喜びを感じ
益々増してゆく女として、人としての魅力を磨いていく。
先日読んだ本にも、あるパリのランジェリーショップには
20代から80代の女性が訪れていると書かれてありました。
日本では、とても考えられないこと。
売り場が違うわ!
ってなるでしょう?
でも。パリの女性たちはどれだけ年齢を重ねても
美しいレースの素敵なランジェリーを身に着けているそうです。
いつもでも、女性らしく楽しみながら歳を重ねていきたいもの。
彼女の名前のついた、
気品のある柔らかいピンク色の芍薬。
香りも上品な 「サラ・ベルナール」
可愛くもあり、でも甘すぎず
凛として。
ヒラヒラふんわり、うつくしい。
素敵な芍薬を飾りながら
サラ・ベルナールという一人の女性が残した沢山のものに想いをはせて。。