「おおきくなったら。」
お花屋さん、ケーキ屋さん、、魔女。
空を飛べるようになること。
お母さんに本屋さんで買ってもらった
「魔女っ子入門」
擦り切れるほど読んで、今でも大切にしている。
ほうきで飛ぶ練習をしたり
(子供のころみんなやったよね??)
羽根がないとダメなのかしらと図書館に行って調べたら
鳥は身体の半分以上が肺で出来ていて
人間が飛ぶには5メートル以上だかの翼が必要で、、、
(定かではないが子供ながらにすごい数字だと思った)
これはやっぱり。
もう ほうきで空を飛ぶしかないと思った。
幼いころに描いた夢
まったく違うように仕上がるかなと思っていても
そこまでかけ離れていなくって
お花はいまでも大好きで
お菓子もお料理も。
魔女には少し遠いけど
均整という魔法のような手技に出会って
空を飛べるようにはならなかったけれど
海を自由に泳ぎ回って
風を切ってバイクで走って、、、
あの頃、想っていたこと
少しだけ 想いだして
「今」と、きちんと繋がってる。
そんなことを想いだした、春の夕方。