美しい人。

サラ・ベルナール は、1844年パリに生まれ
フランスの、ベル・エポックとよばれた時代を代表する舞台女優で
あのジャン・コクトーは、彼女のことを「聖なる怪物」と呼んだ。

あまり、彼女のことは知らないのだけど
彼女の言葉に魅せられた。

20160505180127113s

「どんな美しい女も年にはかなわない。
だからといって年齢通りに老ける必要はない。
女は自分で考えて決めた分だけ年をとればいい」

若くありたいと願う日本人女性とは違い
フランス人の女性たちは、歳を重ねていくことに喜びを感じ
益々増してゆく女として、人としての魅力を磨いていく。

先日読んだ本にも、あるパリのランジェリーショップには
20代から80代の女性が訪れていると書かれてありました。

日本では、とても考えられないこと。
売り場が違うわ!
ってなるでしょう?
でも。パリの女性たちはどれだけ年齢を重ねても
美しいレースの素敵なランジェリーを身に着けているそうです。

いつもでも、女性らしく楽しみながら歳を重ねていきたいもの。

彼女の名前のついた、
気品のある柔らかいピンク色の芍薬。
香りも上品な 「サラ・ベルナール」

img_2833s

可愛くもあり、でも甘すぎず
凛として。
ヒラヒラふんわり、うつくしい。

素敵な芍薬を飾りながら
サラ・ベルナールという一人の女性が残した沢山のものに想いをはせて。。

201605051819502cc
ミュシャ作「椿姫」のポスター。リトグラフ、1896年。

桜も散って、、緑の桜が色づいて、、

開花宣言から、だいぶ足踏みをして
ゆっくり咲いた桜も散って、、

アスファルトを艶やかに染めて。

20160419190120c47s

終わってしまったなぁと、
でも散り際が一番好き。

ソメイヨシノが終わったあとは
これまた かわゆい緑の桜が咲きます。

御衣黄(ぎょいこう)

最初は緑色で、咲き終わるころには
中心から紅色に染まります。
名前の由来は、貴族の衣服の萌黄色近いことから。

ご近所の宮下の交差点に咲きます。
(郵便局の横断歩道渡ったところと、セブンイレブンの近くの2本)

咲はじめの緑。

20160419190203813s

どんどんと、色っぽく染まってきて、、、

2016041919014046es

大好きな桜の季節、あと少し楽しめそうです。
お近くにお住まいの方は、ぜひ見に行ってみてくださいね。

桜も飾り納め。

八重桜のように、ぽってりと重たくもなく
半八重という名前の通り
ヒラヒラふわふわの可愛いお花。

13001234_857522787708130_856444720441265588_ns

今年は、この子で桜も飾り納め。

お花見も終えて、葉桜になった今週は
暖かくなってきて、鳥たちも賑やか、、
ご近所では、初めてみかける猫もたくさん。
春になると、みんなウキウキして出てきちゃうのね。

人間も何だかうきうき。

今年、初めて飾った「紅吉野(べによしの)」

IMG_1456s

パウダーピンクの愛らしい「陽光桜(ようこうざくら)」

IMG_1380s

まだまだ、いっぱい飾ったなぁ。
今年も長い期間、お花見を楽しめました。

また来年も。
桜を沢山飾れるように。。。