冬のこと。

今年は、11月に入っても紅葉が今ひとつで
12月だっていうのに、20℃にもなる日が何日もあったり
なんて身体の疲れる季節だろうかと
ちょっと愚痴も言いたくなるくらいの冬。

12月も半ばを過ぎて、もうそろそろ出してあげなくちゃと
お雛様を出すような気持ちで
今年もクリスマスの飾りを飾る。

仕事場には、艶ありのカラーで
家に飾るのは、パールの白。
キリスト誕生の飾りです。

馬小屋で生まれたイエス・キリストの両脇に聖母マリアとヨセフ
大天使ガブリエルに、見守る牛、ロバ、羊に羊飼いたち。
ラクダに乗ってお祝いを持って駆けつける、三人の使者。

皆さま、ゆったりと年末年始をお過ごしくださいね。

秋の愉しみ、栗仕事。

昨年は、毎年作っていた栗の渋皮煮を作らなかったので
今年は、、、と8月末から目論んでいたところ。

酷暑のせいで、今年の栗はダメそうだ、、、
なんて評判を聞いて、もうドキドキ、、

母が地元の直売所で、大きな栗を買って送ってくれたのだけど
これがまた、そこまで美味しくない、、
えーー、、、安くないのに。。

とショックを受けて、ネットで小布施の栗を1kg購入。
高い、、でも美味しい栗が食べたい。

8月の末に注文しておいた、熊本の栗が2kg。

ちょっと仕込むの大変そうだけど
まぁ、なんとかなるでしょうと。

注文したのはかなり日にちが違うのに、
ほぼ同時に届いて、少し目眩。笑。

日曜日の夜から、月曜日と2日かけて今年の栗仕事を終わらせました。

今年初めて仕込んだのは、栗巾着(?)
母に、そこまで美味しい栗じゃなくても大丈夫と言われて。笑。
材料は、シンプルに栗と砂糖のみ。


贅沢な感じです。
晒しで、可愛く結んで。


これは、冷凍してゆっくり食べる用の栗菓子です〜
本命は、栗の渋皮煮。
鬼皮を剥いて、何度も茹でこぼし、
綺麗に磨いて、煮込んでいきます。

手がかかるけれど、出来上がりのおいしさは格別なのです。


子供の頃から大好きな渋皮煮。
秋の夜長に虫の音を聞きながら栗を剥くのも悪くないです。

今年の栗は、渋皮が少し厚く、口に残る。。
こんなの初めてだなぁと、20年以上煮てきて思うところ。
(恐ろしい)

それでも、やっぱり美味しい。
今年初めて使った、長野県小布施の栗はやはり格別で
来年も買ってみようと思ったところ。
独特の風味があります。

熊本産利平栗は甘く、ほっこり。
やはり渋皮は厚く、小布施より硬かったかな。。
数年前は思わなかったので、やはり夏のせいかなぁ。

ここから、秋刀魚も美味しくなるかしらと
食いしん坊の血が騒ぎます。

数年ぶりの再開と、初めての明治神宮。

数年ぶりに、ハワイから親友が帰国しました。
ご主人と、子供2人を連れて。

このコロナで、中々帰ってくることが出来なかったですもの。
4年ぶりくらいかしら。

どこに行きたい?
何がしたい?
とか話して、上の女の子が(6歳)原宿いいんじゃないかって。
こちらも、もはや10年ぶりくらい。
久しぶりに降り立った原宿は、もはや知っている原宿ではなく。。

若いお嬢さんたちが沢山いると思ったら
異国情緒溢れる場所に。。。
ここは、、どこ。。
もはや駅もよくわからん、、、

どこの国だといわんばかりに、日本語が聞こえない。。。
韓国から逆輸入した不思議な食べ物と、
クレープ屋さんがたくさん、、
イヌカフェ、ネコカフェ、ポムポムプリンカフェに、カワウソカフェ、、、、
どこ、、ここ。、。


6歳の彼女は、とても喜んで、
虹色のバカみたいに大きな綿飴を
口の、周りを紫とか、ピンク色に染めながらムシャムシャ。。
あなた、、さっきクレープ一個ぺろっと食べてたわよね???

やはり、日本人と違って糖耐性が高いのか??
なんて、無駄なことを考えながら
やっと見つけたアイスコーヒーで、甘い口をさっぱりさせて。笑。

ゆるっと歩いて、明治神宮へ。
お散歩は何度も来たことはあるのだけど、
実は参拝は初めて。

暑いけれど、まだ心地いい6月の最初です。
大きな木々に囲まれた参道を抜けて
開けた本殿に。
両端に聳える御神木の立派なこと、、、

空と雲が美しく、心地よい風の抜ける本殿。
絵馬を見ると、これはすごく素敵。
いろんな国の願いが言葉で綴ってあるのです。

平日ということもあってか、周りを見渡せど
日本人の方が少ないですね。

6歳の彼女が、おみくじをやりたいというので
私も一緒に。
おみくじ引くのなんて、すごく久しぶり、、

なる、、ほど。
と、今の私には、刺さるお言葉。

英語の訳がきちんと書いてあるところに
さすが明治神宮さんだわと関心。

いつも行かない場所、行ったことがない場所、いつも会えない人と会う。
人ごみに疲れたけれど、親友と家族に会えてエネルギーをチャージ。

都会とは思えない明治神宮で
素敵な休日を過ごさせてもらいました。
(日本とは思えない原宿も。笑)