師走が、もうそこまで、、、

この週、うちの花屋がホクホク顔で持ってきた枝。
嬉しそうに、大きな包みを抱えて、、

何年も、枝ものを飾っているのだけど
初めてって、やっぱり嬉しいもの。

この秋初めて、梔子(クチナシ)の枝が入りました。
クチナシといえば
白いビロードのような、美しい花びらに
日本三大香木と言われるほどの香り。

それと。
やっぱり、栗きんとん!!

お節に入れる栗きんとん。
鮮やかな黄色にするために
クチナシの実と一緒に煮ます。

お節の話をするなんて、、
もうほんとすぐそこに、12月、、
師走がきてる気がします、、
(気のせいではない、、)

美しい枝が入ったなぁと。
はじめまして。と言いながら、枝を飾ることの嬉しさ。。

素敵な花屋が近くにいるって、
なんて幸せなんでしょうね。

夏至

梅雨空にお日様が隠れ
紫陽花は盛り、、、
「夏至(げし)」を迎えます。

夏至は「日長きこと至る(きわまる)」
という意味があり
一年の中で、最も昼が長く
夜が短くなる日。

これから、夏の盛りへと
暑さが日に日に増していきます。

黄色く色づいた梅を梅干しにするため
母は梅仕事に精を出し
畑では、例年よりも大ぶりのブルーベリーが
もう収穫出来ています。

咲くのが早かった紫陽花は
お日様で美しいグラデーションへと退色し
夏の花、ダリアたちもポンポン咲いて、、

梅雨っぽい空も空気も
そんなに嫌いじゃないなと
雨に濡れた草木をみていると思えてきます。

湿気と気温差で体調を崩す方が多く感じます。
この時期だからこそ、
お身体を冷やさぬよう、どうぞご自愛くださいませ。

季節変わって、小満へ

今日から季節は「小満(しょうまん)」へ
命がしだいに満ち満ちていくころのこと。
草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、、
日を浴びて、輝く季節。

蚕起きて桑を食う(かいこおきてくわをくう)
紅花栄う(べにばなさかう)
麦秋至る(ばくしゅういたる)

蚕が桑の葉をムシャムシャ食べて育ち
紅花がいちめんに咲くころ。
熟した麦を収穫する、麦の実りの季節です。

スーパーに並んだそら豆を見て
もうそんな時期かぁと、、
桜が咲いた二か月後が
その地方のそら豆の旬だそうです。

寝苦しい、ムシムシする日が続いたなと
思っていたら
今日の風はヒンヤリ冷たく。。

今年は、ジューンベリーの枝も
6月ではないのに入ってきたし
なんだか梅の実も早いそうですよ。。

梅雨ももうすぐそこまで来ています。